院長挨拶

はじめに

院長 丹羽 誠
院長  丹羽 誠

ホームページをお開きいただきありがとうございます。 

明治22年に設立された当院は、今年で136年の自治体病院の歴史があります。この歴史のうえに、さらに進歩を続ける「新しい病院」であろうと努力をしています。

令和7年、外科に内視鏡外科技術認定医が再度着任し、更なる腹腔鏡手術の進展を致します。腎臓病・膠原病内科、皮膚科外来の新設もあり、病院機能の進歩を致します。

感染症指定病院として、感染対策を医療の基本としてまいりました。新型コロナから5年経過し、次の新興感染症にも備える段階となりました。感染症と日々上手に付き合い、安心できる新しい日常を皆様とともに進んで参ります。感染リスクの高い人(感染しやすい高齢者や免疫力が低い患者さん)が、病院には集まっていることをご理解ください。院内でのマスクの着用は今後もお願いを致します。 

地域の人々からの信頼にお応えして、さらに安心できる良質な医療を提供し、心ふれあう人間味豊かな対応を目指してまいります。私共が気づいていない課題も多々ございます。皆様からお気づきのことを教えていただければ有り難く存じます。何とぞよろしくお願いいたします

令和7年5月
市立横手病院 院長 丹羽 誠

概要

  1. 現在の概要
    16診療科、一般病床225床(7対1看護4病棟、包括ケア1病棟)、既設感染症病床4床で、地域の基幹病院として、急性期を中心に回復期機能も担っています。(常勤医師32名、初期研修医5名 令和7年5月現在)

  2. がん診療の充実、緩和ケアチームの支援
    早期発見から内視鏡手術等の負担の少ない治療、拡大治療、日々進歩する化学療法など、患者さんに最適な治療を十分なご説明の上に行います。各診療科にがん診療の経験豊富な専門医師がおります。 患者さんご家族の不安・つらい気持、身体の症状に診断時から支援を開始します。すべてのスタッフが関わりますが、緩和ケアチームがさらに支援いたします。日常生活を保ちながら治療できることを目標に、「診断早期からの緩和ケア」「就労支援」「アドバンスケアプランニング」を組織挙げて取組みます。相談支援室をご利用いただけます。

  3. 消化器内科・外科
    消化器がん(胃・大腸・肝胆膵)の充実した診療内容で、遠方からもご紹介を頂きます。我国がん死亡第3位すい臓がんの早期発見治療の実績を重ねています。慢性肝疾患の内科的治療は高く評価されています。外科に内視鏡外科技術認定医がおり、良質な腹腔鏡手術を進めています。

  4. 小児科・産婦人科・整形外科
    当院の歴史で、地域の皆様に特に貢献してきた分野と自負しています。産婦人科は令和5年常勤医3人体制となりました。産科病棟はLDR・個室とも快適な環境を整えています。整形外科では令和6年常勤医4人体制となり、特に難度の高い脊椎・肩手術の実績が評価されています。小児科専門医1人体制を秋田大学医局及び地域医療機関と連携しながら病院挙げて支え、これからも地域に貢献いたします。 

  5. 循環器内科・呼吸器内科
    循環器内科常勤医師は4人の体制であり、急性心筋梗塞は平鹿病院との連携を密にしながら、高い質の診療を提供しています。秋田県医師不足の最たる診療科である呼吸器内科は、非常勤専門医師が週1日外来を担当しております。肺癌については秋田大学呼吸器外科専門医師が週一回外来を担当いたします。

  6. 糖尿病内分泌内科
    常勤2人体制で、増え続ける糖尿病の最先端医療を丁寧に担当しています。

  7. 泌尿器科
    専門医一人体制ですが、秋田大学・地域医療機関との連携を密にしています。透析を担い、元腎臓病専門医内科常勤医の支援があり、精力的に診療を進めています。

  8. 神経内科
    秋田赤十字病院からの支援で40年以上にわたり県南地域の神経内科専門診療機能を担ってきました。

  9. 心療内科
    興生隣接する興生病院からの支援で、小児を対象とした外来も継続しています。

  10. 眼科
    特に需要の高い白内障の手術を平成25年から始めています。専門医師による毎週の手術で、長く待機しておられた患者さんには大変な福音となりました。

  11. 血液内科・腎臓病内科 
    秋田大学よりの支援で40年の歴史があり、令和7年より腎臓病専門医による外来が始まりました。
  12. 皮膚科 
    令和7年秋田大学よりの支援で毎週外来が開設されました。

  13. 専門職連携(チーム医療)
    各診療科は常に研鑽を積み、学会から認定施設とされるだけではなく、患者さんに良質な医療を提供するために、診療科・職種を越えた専門職連携(チーム医療)を強力に進めています。多職種から成る専門チーム:感染対策・緩和ケア・栄養サポート・褥創管理・認知症ケアの各チームが、診療の質向上に実効的な役割を担っています。 情報共有にきわめて実効のある完全電子カルテ化を秋田県内では最も早く平成17年に実現しています。看護師、薬剤師、リハビリ、放射線技師、検査技師、食養科、事務、全てのスタッフが協力して仕事をしてまいります。

  14. 地域連携
    安心して自分らしい生活を送るために地域包括ケアを進めます。 治療後、ご自宅もしくは施設で、自分らしく、安心して療養できるように支援することは、病院のきわめて大事な役割です。地域包括ケア病棟では、退院後の療養について準備できる場です。平成7年設立という歴史ある訪問看護センターを持ち、かかりつけ医との連携、近隣訪問看護ステーション・健康福祉施設との協力で、地域包括ケアを進めます。必要時いつでも入院できる「在宅療養後方支援病院」としての指定を受けています。

各診療科の案内など、さらにホームページにてご覧いただければ幸いです。

施設認定等一覧

日本医療機能評価機構認定病院

新専門医制度(内科領域連携施設)

日本消化器内視鏡学会指導施設

日本消化器病学会専門医制度認定施設

日本超音波医学会認定超音波専門医制度研修施設

日本外科学会外科専門医制度関連施設

日本消化器外科学会専門医制度指定修練施設関連施設

日本整形外科学会専門医制度研修施設

母体保護法指定医師研修機関(県医師会)

日本静脈経腸栄養学会NST稼働施設

日本栄養療法推進協議会認定NST稼働施設

日本泌尿器科学会泌尿器科専門医教育施設

日本人間ドック学会健診施設機能評価認定施設

日本循環器学会認定循環器専門医研修関連施設

医療被ばく低減認定施設

〒013-8602 秋田県横手市根岸町5番31号

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