院長挨拶

はじめに

院長 丹羽 誠
院長  丹羽 誠

ホームページをお開きいただきありがとうございます。 

新型コロナは重症化率が大きく低下し5類となりましたが、重症化する方はおられますし、感染力は強いものです。
感染リスクの高い人(感染しやすい高齢者や免疫力が低い患者さん)が、病院には集まっていることをご理解ください。マスクの着用はご本人のためにもお願いを致します。
当院は感染症指定病院であり、感染対策を医療の基本と考え、日々行動してまいりました。
新型コロナと上手に付き合い、安心できる新しい日常を皆様とともに進んでまいりたいと存じます。

明治22年に設立された当院は、今年で134年の継続した自治体病院の歴史があります。この歴史のうえに、さらに進歩を続ける「新しい病院」であろうと努力をしています。
地域の人々からの信頼にお応えして、さらに安心できる良質な医療を提供し、心ふれあう人間味豊かな対応をしてまいります。

令和5年5月
市立横手病院 院長 丹羽 誠

概要

  1. 現在の概要
    16診療科、一般病床225床(7対1看護4病棟、包括ケア1病棟)、既設感染症病床4床で、地域の基幹病院として、急性期を中心に回復期の機能も担っています。(常勤医師29名、初期研修医8名 令和5年5月現在) 

  2. がん診療の充実、緩和ケアチームの支援
    早期発見から内視鏡手術等の負担の少ない治療、拡大治療、日々進歩する化学療法、早期からの緩和ケアなど、患者さんに最適な治療を十分なご説明の上に行います。
    各診療科にがん診療の経験豊富な専門医師がおります。特に消化器がんの充実した診療内容には評価をいただき、遠方の医療機関からも患者さんをご紹介いただいております。
    患者さんご家族の不安・つらい気持、身体の症状に診断時から支援を開始します。すべてのスタッフが関わりますが、緩和ケアチームがさらに支援いたします。日常生活を保ちながら治療できることを目標に、就労支援も相談します。がん相談支援室をご利用いただけます。 

  3. 小児科・産婦人科・整形外科
    当院の歴史で、地域の皆様に特に貢献してきた分野と自負しています。産科病棟はLDR・個室とも快適な環境を整えました。整形外科では特に難度の高い脊椎・肩手術の実績が評価されています。医師不足の状況にあって小児科専門医1人、産婦人科専門医2人、整形外科専門医3人体制を、秋田大学と連携しながら病院挙げて支え、これからも地域に貢献いたします。 

  4. 循環器・呼吸器内科について
    秋田県で医師不足の最たる診療科である呼吸器内科は、非常勤専門医師が週二日外来を担当しております。肺癌については主に秋田大学呼吸器外科専門医師が週一回外来を担当いたします。循環器内科常勤医師は4人の体制であり、急性心筋梗塞では平鹿病院との連携を密にしながら、高い質の診療を提供しております。
     
  5. その他にも
    糖尿病内分泌内科は常勤2人体制で、現代病で増え続ける糖尿病の最先端医療を丁寧に担当しています。
    泌尿器科は専門医一人体制ですが、秋田大学以外にも元腎臓内科専門医の支援があり、精力的に診療を進めています。
    神経内科外来は秋田赤十字病院からの支援で永く県南地域唯一の専門診療機能を担ってきました。現在は秋田大学からも支援を受けています。
    心療内科外来は、興生病院・秋田大学病院からの支援があり、特に小児を対象とした外来を継続しています。
    病院眼科では特に需要の高い白内障の手術を平成25年から始めています。専門医師による毎週の手術で、長く待機しておられた患者さんには大変な福音となりました。
     
  6. 専門職連携(チーム医療)
    各診療科は常に研鑽を積み、学会から認定施設とされるだけではなく、患者さんに良質な医療を提供するために、診療科・職種を越えた専門職連携(チーム医療)を強力に進めています。多職種から成る専門チーム:感染対策・緩和ケア・栄養サポート・褥創管理・認知症ケアの各チームが、診療の質向上に実効的な役割を担っています。
    情報共有にきわめて実効のある完全電子カルテ化を秋田県内では最も早く平成17年に実現しています。看護師、薬剤師、リハビリ、放射線技師、検査技師、食養科、事務、全てのスタッフが協力して仕事をしてまいります。 

  7. 地域連携
    安心して自分らしい生活を送るために地域包括ケアを進めます。
    治療後、ご自宅もしくは施設で、自分らしく、安心して療養できるように支援することは、病院のきわめて大事な役割です。地域包括ケア病棟では、退院後の療養について準備できる場です。平成7年設立という歴史ある訪問看護センターを持ち、かかりつけ医との連携、近隣訪問看護ステーション・健康福祉施設との協力で、地域包括ケアを進めます。必要時いつでも入院できる「在宅療養後方支援病院」としての指定を受けています。
     
  8. 病院機能評価認定 更新を継続します
    機能評価とは、病院組織や機能、診療の質を院外の専門家である第三者が審査評価する制度です。平成8年の試験運用を、当院は秋田県で初めて受審しました。現在は多くの病院が認定更新を放棄していますが、当院は令和1年10月に審査を受け、5回目の更新をいたしました。今後も機能評価認定を良い機会として診療業務の改善・進歩を続けます。

おわりに

私共は、地域の人々から信頼される病院をめざし、そのために、さらに安心できる良質な医療の提供と、心ふれあう人間味豊かな対応に、日々努めてまいります。私共が気づいていない課題も多々ございます。皆様からお気づきのことを教えていただければ有り難く存じます。何とぞよろしくお願いいたします。
各診療科の案内など、さらホームページにてご覧いただければ幸いです。

施設認定等一覧

日本医療機能評価機構認定病院

新専門医制度(内科領域連携施設)

日本消化器内視鏡学会指導施設

日本消化器病学会専門医制度認定施設

日本超音波医学会認定超音波専門医制度研修施設

日本外科学会外科専門医制度関連施設

日本消化器外科学会専門医制度指定修練施設関連施設

日本整形外科学会専門医制度研修施設

母体保護法指定医師研修機関(県医師会)

日本静脈経腸栄養学会NST稼働施設

日本栄養療法推進協議会認定NST稼働施設

日本泌尿器科学会泌尿器科専門医教育施設

日本人間ドック学会健診施設機能評価認定施設

日本循環器学会認定循環器専門医研修関連施設

医療被ばく低減認定施設

〒013-8602 秋田県横手市根岸町5番31号

Copyright © Yokote Municipal Hospital.

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